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リリーサーは必要?エリアトラウトでの使い方やおすすめ商品を紹介

その他タックル

エリアトラウトでは、施設ルールと利用券の条件に従って魚をリリースまたは持ち帰ります。その際に、魚に極力触れずにフックを外せる道具がリリーサー(フックリリーサー)です。施設ルールと魚の掛かり方によっては、魚をネットに入れず水中でフックを外すこともでき、手返しが格段に向上します。

一方で、「フォーセップ(挟み型の針外し)があれば十分では?」「使い方がよくわからない」という声も多く、リリーサーの購入を迷う方は少なくありません。

この記事では、リリーサーの必要性から、具体的な使い方の手順、フォーセップとの違い、長さや形状の選び方、うまく外れないときの原因と対策、そして魚を傷めにくいリリース方法まで解説します。

エリアトラウトにリリーサーは必要か

エリアトラウトにリリーサーは必要かのイメージ(ChatGPT生成)

リリーサーは「必須」ではありませんが、「あると釣りの質が大きく変わる」道具です。特に次のような場面で効果を発揮します。

  • 魚に触れずにフックを外せる
  • 手返しが速くなる
  • フックがネットに絡むトラブルを防げる

それぞれ詳しく解説します。

魚に触れずにフックを外せる

乾いた手で魚を触ると体表粘液を傷めやすく、長時間の空気暴露も負担になります。リリーサーを適切に使えば、魚体へ触れる時間と空気中へ出す時間を減らせます。

手返しが速くなる

ネットに入れる→フォーセップで外す→リリースする、という工程を省略し、水中またはネット上でリリーサーをスライドさせるだけでフックが外れます。数釣りやトーナメントでは、この数秒の差が釣果に直結します。

フックがネットに絡むトラブルを防げる

ネットに入れた魚が暴れるとフックがネットに絡み、外すのに時間がかかることがあります。リリーサーを使えばネットに入れずに外せる場面が増え、このトラブルを回避できます。

関連記事:【初心者必見】エリアトラウトの始め方|必要な道具・釣り場選び・釣り方を解説

リリーサーの使い方

リリーサーの使い方のイメージ(ChatGPT生成)

リリーサーの操作はシンプルですが、慣れるまで少しコツが必要です。手順を整理します。

  • 魚を足元まで寄せたら、ロッドを立てすぎず、操作しやすい長さまでラインを巻き取る
  • ロッドを利き手と反対の手に持ち替え、利き手でリリーサーを持つ
  • リリーサーの先端のU字部分をラインに引っ掛け、ラインに沿って魚のほうへスライドさせる
  • フックに到達したら、製品の操作方向に従ってフックを外す

それぞれ詳しく解説します。

魚を足元まで寄せたら、ロッドを立てすぎず、操作しやすい長さまでラインを巻き取る

ラインが長すぎると操作しにくく、短すぎると魚が暴れた際にロッドへ負荷がかかります。ロッドを立てすぎず、魚を水中に保てる範囲で操作しやすい長さに調整してください。

ロッドを利き手と反対の手に持ち替え、利き手でリリーサーを持つ

ロッドはグリップを持ち、無理にブランクスをつかまず、軽くラインテンションを保ちます。

リリーサーの先端のU字部分をラインに引っ掛け、ラインに沿って魚のほうへスライドさせる

リリーサーをラインに沿わせて下ろしていくと、ルアーやフック付近に到達します。

フックに到達したら、製品の操作方向に従ってフックを外す

バーブレスフックでも掛かり方によって外しにくい場合があります。無理に力を加えず、製品の手順に従ってください。外れた瞬間に魚が自然にリリースされます。ネットを使わずに水面上で外す場合は、魚が水面に近い状態で行うと落水時のダメージを軽減できます。

最初は魚をネットに入れた状態でリリーサーを使う練習をし、慣れてきたらネットを使わずに水中で外す方法にステップアップするのがおすすめです。

リリーサーとフォーセップの違い

記事内容のイメージ

リリーサーとフォーセップ(鉗子型の針外し)はどちらもフックを外すための道具ですが、用途と使い方が異なります。

項目リリーサーフォーセップ
構造棒状のワイヤーにU字型の先端。ラインに沿わせてスライドする。鉗子(ハサミ型)でフックを挟んで引き抜く。
魚に触れるか触れずに外せる(ネット不要の場合も)魚を固定する必要があり、触れることが多い
スピード速い(慣れれば数秒で完了)やや遅い(魚を固定→フック挟み→引き抜き)
飲み込まれた場合対応しにくい口の奥のフックもつかめる
価格1,000〜3,000円程度500〜2,000円程度

両方を併用するのがベストです。通常のフック外しにはリリーサーを使い、魚がフックを飲み込んでしまった場合のバックアップとしてフォーセップを携帯しておくと、あらゆる場面に対応できます。

リリーサーの選び方

記事内容のイメージ
リリーサーは、長さ・先端形状・グリップの3点を確認して選びます。

長さ

リリーサーは全長25〜40cm前後の製品が多く、長さを調整できるモデルもあります。短いものは操作性が高く手返しが速い反面、リーチが足りないことがあります。長いものは魚までの距離が確保できますが、細かい操作がしにくくなります。釣り場の足場や魚までの距離に合い、無理なく水中で操作できる長さを選びます。メーカーによっては長さを調整できるモデルもあります。

先端の形状

リリーサーの先端はU字型(二股)が標準です。このU字部分でラインをガイドしながらフックまでスライドさせる仕組みです。U字の幅が広いとスプーンがすり抜けやすく、狭いとフックのアイへの引っ掛かりが確実になります。エリアトラウト専用モデルであれば、スプーンやクランクのフックサイズに合わせた設計になっているため、専用品を選べば問題ありません。

グリップの素材と携帯性

グリップはEVA、カーボン、発泡ABS樹脂など素材はさまざまです。軽量なほど携帯しやすく、腰にカラビナで吊るしても邪魔になりません。グリップ端にカラビナ穴やストラップホールがあるモデルを選ぶと、落下防止と携帯性を両立できます。

おすすめのリリーサー

価格帯別に、定番のリリーサーを紹介します。

ベルモント フックリリーサー MP-043

シンプルなワイヤー式のフックリリーサーです。ステンレスワイヤーで剛性が高く、長く使えます。グリップ端にフック外し機能もあり、飲み込まれた際のバックアップにも対応。コストパフォーマンスに優れた1本です。

ダイワ プレッソ フックリリーサー

ダイワのエリアトラウト専用ブランド「プレッソ」のリリーサーです。ステンレス製ワイヤーと、向きを把握しやすいフィンガーレスト付きEVAグリップを採用し、全長は27.5〜38cmの範囲で調整できます。

ヴァルケイン ブレイドリリーサー

エリアトラウト専門メーカーの専用設計。発泡ABSグリップで非常に軽量、フッ素コーティングワイヤー採用。スプーンやクランクのフックにホールドしやすい先端形状が特徴です。

スミス イージーリリーサー

コンパクトな設計で携帯性に優れたモデル。先端のU字部分が比較的大きく、小型スプーンがスムーズにすり抜けます。グリップ端にはフックの吐出機能もあります。

うまく外れないときの原因と対策

リリーサーでフックがうまく外れないときは、次の原因が考えられます。

ラインが長すぎる

ロッド先端からルアーまでのラインが長すぎると、リリーサーをスライドさせる力がフックまで伝わりません。80cm程度まで巻き取ってから操作してください。

リリーサーの先端がフックのアイに届いていない

スライドが途中で止まっている場合があります。ラインに沿わせてしっかりフックのアイまで到達させてから、手前に引いてください。

魚が暴れている

魚が暴れている最中にリリーサーを使うと操作が安定しません。一度ネットに入れて魚を落ち着かせてから操作するか、魚が一瞬おとなしくなったタイミングで素早く外します。

フックが深く刺さっている

フックが口の奥深くに刺さっている場合は、リリーサーでは対応しにくいことがあります。この場合は無理に引き抜かず、フォーセップを使うか施設スタッフへ相談し、施設ルールに従って対処してください。

魚を傷めにくいリリース方法

リリーサーでフックを外したあとの魚の扱い方も、魚へのダメージを左右する重要なポイントです。
  • 魚を素手でつかまない
  • 魚を空気中に長時間出さない
  • 弱った魚はゆっくり泳がせてから放す

それぞれ詳しく解説します。

魚を素手でつかまない

リリース時は魚に極力触れず、ネットから水面に滑り落とす形でリリースします。やむを得ず触れる場合は、あらかじめ手を十分に濡らし、体表粘液を傷めないよう短時間で扱ってください。

魚を空気中に長時間出さない

魚にとって空気中にいる時間は人間が息を止めているのと同じ状態です。写真撮影をする場合もネットに入れたまま水面近くで手早く行い、空気中に出す時間は最小限にしてください。

弱った魚はゆっくり泳がせてから放す

ファイトで疲れた魚をいきなり放すと、体力が回復できずに浮いてしまうことがあります。ネットの中で水流に当てながら体力の回復を待ち、自力で泳ぎ出すのを確認してからリリースします。

関連記事:エリアトラウトのルアーは何を買う?種類や選び方を徹底解説

まとめ

リリーサーは、エリアトラウトの手返しを上げるだけでなく、魚へのダメージを最小限にするための道具です。使い方のコツは「魚を水中に保ち、操作しやすい長さまでラインを巻き取る」「ラインに沿わせてフックまでスライドさせる」の2点に集約されます。

フォーセップとの併用がベストで、通常のフック外しにはリリーサー、飲み込まれた場合にはフォーセップと使い分けてください。価格は製品によって異なりますが、一度買えば長く使える道具なので、早めに導入して操作に慣れておくのがおすすめです。

タックルの買い替えや整理で不要になった道具がある場合は、専門の買取店で売却すると次の道具への投資に充てられます。

よくある質問(FAQ)

Q. リリーサーとフォーセップのどちらを先に買うべきですか?

初心者はまずフォーセップを用意し、フックの取り外しに慣れてからリリーサーを追加するのがおすすめです。フォーセップは飲み込まれた場合にも対応できるため、バックアップとして常に持っておいてください。

Q. リリーサーは自作できますか?

針金を曲げて自作する方もいますが、先端の形状やワイヤーの硬さが釣果と操作性に影響するため、専用品を購入するのがおすすめです。1,000円前後から入手できるため、自作の手間と比較してもコストパフォーマンスは十分です。

Q. リリーサーはどうやって携帯しますか?

カラビナやピンオンリールを使って腰のベルトやバッカンに取り付けるのが一般的です。使いたいときにすぐ手に取れる位置に装着しておくと、魚が掛かったあとの動作がスムーズになります。

Q. クランクベイト(2フック)にもリリーサーは使えますか?

使えますが、2本のフックのうち片方だけが掛かっている場合は問題なく、両方が掛かっている場合はリリーサーだけでは外しにくいことがあります。その場合はフォーセップで補助してください。

Q. リリーサーはどこで買えますか?

釣具店やオンラインショップで購入できます。ロッドやリールの費用を抑えたい場合は、タックルラウンジの中古釣具販売を活用し、リリーサーなどの小物は新品を選ぶのがおすすめです。