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エリアトラウトのベストシーズンはいつ?春夏秋冬の攻略法を解説

エリアトラウトを始めてみたいけれど、「いつ行けば釣れるの?」「夏でも釣りはできるの?」と迷っていませんか。せっかく釣り場に行くなら、魚が釣りやすい時期を選びたいですよね。
エリアトラウトは、季節によって水温や魚の状態が変わり、釣れやすいレンジや効果的なルアーも変わります。季節ごとの特徴を知っておけば、どの時期に行っても攻め方を組み立てやすくなります。
この記事では、エリアトラウトのシーズンがいつからいつまでなのかを解説したうえで、春・夏・秋・冬それぞれの特徴と、狙いたいレンジ、使いやすいルアー・カラーを紹介します。読み終えるころには、次の釣行をいつにするか、どんなルアーを持っていくかが決められるようになりますよ。
この記事は約12分で読めますこの記事でわかること
- エリアトラウトのシーズンは秋から春が一般的で、一年中楽しめる釣り場もある
- 春と秋は魚の活性が高く、初心者でも釣りやすい
- 夏は軽いスプーンで表層付近、冬はボトム付近をゆっくり狙おう
エリアトラウトのシーズンはいつからいつまで?

エリアトラウトのシーズンは秋から春が一般的で、なかでも秋と春が釣りやすく、一年中楽しめる釣り場もあります。
一般的なシーズンは秋から春
エリアトラウトの主なシーズンは、秋から翌年の春にかけてです。たとえば関東の平野部にある管理釣り場では、10月頃から翌年の5月頃までを営業期間にしているところがあります。
秋から春がシーズンになるのは、トラウトが冷たい水を好む魚だからです。水温が高すぎると魚の元気がなくなってしまうため、平野部の釣り場では水温が上がる夏の間、営業を休むところが少なくありません。
エリアトラウトの主役であるニジマスは、水温10〜18℃前後がひとつの攻略の目安とされています。ただし、魚の状態や釣り場によって幅があるため、数字はあくまで目安です。この水温帯になりやすい秋や春は、魚の反応がよく、初心者でも釣りやすい時期といえるでしょう。
水温と釣果の関係は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事:エリアトラウトと水温の関係は?ルアーの合わせ方や水温計の使い方も解説
一年中楽しめる管理釣り場もある
平野部の釣り場は夏に休業するところが多い一方で、一年中営業している管理釣り場もあります。
たとえば、標高の高い地域にある釣り場や、湧き水を利用している釣り場は、夏でも水温が上がりにくい傾向があり、一年中営業しているところもあります。夏にエリアトラウトを楽しみたいときは、こうした釣り場を探してみましょう。
ただし、営業期間は釣り場ごとに異なります。冬に雪が多い地域では、反対に冬の間だけ休業する釣り場もあります。出かける前に、釣り場の公式サイトやSNSで営業期間を確認しておくと安心ですよ。
春のエリアトラウト|3〜5月頃

春は水温が上がって魚の活性が高まりやすく、幅広いレンジやカラーで釣りやすい、初心者にもおすすめの季節です。
春のエリアトラウトの特徴
春は、冬の冷たい水温から少しずつ水温が上がっていく季節です。水温の上昇とともに魚の動きがよくなり、ルアーを追いかける距離も長くなりやすいのが特徴です。
冬の間は深場でじっとしていた魚も、表層から中層まで広く動き回るようになります。釣り方の幅が広がるので、いろいろなルアーを試しながら釣りを楽しみやすい時期ですよ。
一方で、春の後半になると日中の気温が上がり、水温も高くなりやすくなります。5月頃には、晴れた日の日中より、朝や夕方のほうが釣りやすいと感じる日も出てくるでしょう。
春に狙いたいレンジ
春は、表層から中層を中心に狙うのが基本です。レンジとは、ルアーを泳がせる水深のことです。魚の活性が高いので、まずは表層付近から探り、反応がなければ少しずつ沈めるレンジを深くしていきましょう。
スプーンなら、着水後に秒数を数えながら沈める「カウントダウン」を使うと、レンジを刻んで探りやすくなります。巻く速度は、速すぎず遅すぎない普通のスピードから始めてみてくださいね。
春に使いやすいルアー・カラー
春は、スプーンとクランクの両方が使いやすい季節です。
| ルアー | 使い方の目安 |
|---|---|
| スプーン | 1.5〜2g前後をただ巻きで使う |
| クランク | 中層を泳ぐタイプで、一定の速度で巻く |
カラーは、金や銀などの目立つアピール系から、茶やオリーブなどの自然に近い食わせ系まで、幅広い系統に反応が出やすい時期です。まずはアピール系から投げてみて、反応が落ちてきたら食わせ系に替えていきましょう。
春の服装と注意点
春は、朝晩と日中の気温差が大きい季節です。朝晩は10℃以下まで冷え込む一方で、日中は20℃近くまで上がることもあります。
そのため、服装は脱ぎ着して調整しやすい重ね着が基本です。長袖シャツにフリースを重ね、その上に薄手の防風ジャケットを羽織るような組み合わせにしておくと、気温の変化に合わせて調整しやすくなります。
また、春は日差しが強くなってくる時期でもあります。帽子や日焼け止めで、紫外線対策もしておくと安心ですよ。
夏のエリアトラウト|6〜9月頃

夏は水温が高く魚の活性が落ちやすいため、水温の上がりにくい釣り場や、朝夕の涼しい時間帯を選ぶのがポイントです。
夏のエリアトラウトの特徴
夏は、エリアトラウトにとって難しくなりやすい季節です。水温が高くなると、魚の動きが鈍くなり、ルアーを追いかける距離も短くなりやすくなります。
水には、温度が高いほど酸素が溶けにくくなる性質があります。水温が上がりすぎると魚にとって過ごしにくい環境になるため、夏は休業する釣り場も多い時期です。
夏にエリアトラウトを楽しむなら、標高の高い地域や湧き水を利用した、水温が上がりにくい釣り場を選ぶのがおすすめです。時間帯も、日差しで水温が上がりやすい日中より、朝や夕方のほうが釣りやすいケースがあります。
また、真夏の釣り場は人間にとっても過酷です。長袖のドライ素材の服や帽子、日焼け止めで日差し対策をし、こまめな水分補給と休憩を心がけましょう。
夏に狙いたいレンジ
夏は、表層付近とボトム付近を意識して狙いましょう。朝夕など魚の活性が上がる時間帯は、水面近くでエサを追う魚が増えやすく、表層付近が狙い目になります。一方、日差しが強い時間帯は、比較的水温の低いボトム付近に魚が移ることがあります。
まずは表層付近から探り、反応がなければボトム付近まで沈めてみるなど、時間帯や魚の反応に合わせてレンジを変えてみてくださいね。
また、流れ込みや水車の周辺は、水が動いていて酸素が取り込まれやすく、魚が集まりやすい場所です。木や建物の陰になっている場所も、水温が上がりにくいので狙い目ですよ。
夏に使いやすいルアー・カラー
夏は、軽くて小さいスプーンを中心に使うのがおすすめです。
| ルアー | 使い方の目安 |
|---|---|
| スプーン | 0.4〜0.9g前後の軽いものを使い、表層付近をゆっくり巻く |
| ボトム用ルアー | 日中など表層で反応がないときに、ボトム付近の魚を狙う(釣り場のルールで使える場合) |
軽いスプーンは、ゆっくり巻いても表層付近をキープしやすく、活性が落ちた魚にもじっくり見せられます。
カラーは、朝夕の薄暗い時間帯や活性が高い場面ではアピール系、日中の反応が鈍い時間帯は食わせ系と、時間帯や魚の反応に合わせて使い分けてみましょう。
秋のエリアトラウト|10〜12月頃

秋は多くの釣り場でシーズンが始まり、放流を行う釣り場も多いため、エリアトラウトが釣りやすい季節のひとつです。
秋のエリアトラウトの特徴
秋は、気温とともに水温が下がり、トラウトが過ごしやすい水温になっていく季節です。夏に休業していた平野部の釣り場も、10月頃から営業を始めるところが多くなります。
シーズンの始まりには、魚の放流を行う釣り場が多くあります。放流されたばかりの魚は、釣り場の環境に慣れておらず、ルアーにも反応しやすいといわれています。そのため、秋は初心者でも釣果を出しやすい時期ですよ。放流日は、釣り場の公式サイトやSNSで確認しておくと安心です。
ただし、12月は秋から冬への切り替わりの時期です。水温がさらに下がり、魚の動きも少しずつ鈍くなっていくので、12月に入ったら冬の釣り方も取り入れてみましょう。
秋に狙いたいレンジ
秋は、表層から中層を中心に、テンポよく広い範囲を探るのが基本です。
特に放流直後は、放流された魚が表層付近を回遊していることがあるので、まずは表層から探ってみるのがおすすめです。放流から時間がたち、表層で反応がなくなってきたら、中層、深めのレンジへと沈める深さを変えていきましょう。
秋に使いやすいルアー・カラー
秋は、2g前後のスプーンが定番のルアーです。キャストして巻く動作をテンポよくくり返し、広い範囲を探っていきましょう。
カラーは、金、銀、赤金などのアピール系が効果的です。特に放流直後は、目立つカラーに魚が反応しやすいので、アピール系から投げてみるのがおすすめです。
放流から時間がたって反応が落ちてきたら、茶やオリーブなどの食わせ系カラーに替えて、魚の反応を確かめてみてくださいね。
冬のエリアトラウト|12〜2月頃
冬は水温が低く魚の動きが鈍るため、ボトム付近までルアーを沈め、ゆっくり見せるのが攻略のポイントです。
冬のエリアトラウトの特徴
冬は、一年のうちで水温がもっとも低くなる季節です。水温が一桁台まで下がると、魚の動きが鈍くなり、ルアーへの反応も控えめになる傾向があります。12月は秋から冬への切り替わりの時期なので、釣り場の水温に合わせて秋の釣り方と使い分けてください。
魚がボトム(底)付近に集まってじっとしていることもあります。釣り方を工夫しないと、なかなか釣れない日もあるでしょう。
ただし、冬は日が昇って気温や水温が上がってくると、魚の動きがよくなることもあります。朝一で釣れなくても、焦らず時間帯の変化を待つことも大切です。
冬の釣り場は冷え込みが厳しいため、防寒対策も欠かせません。防風・防水のジャケットに、フリースや発熱インナーを重ね、ネックウォーマーや手袋、カイロも用意しておくと安心ですよ。また、朝は路面が凍結していることもあるので、釣り場までの運転にも注意しましょう。
服装の選び方は、こちらの記事で季節別に詳しく紹介しています。
関連記事:エリアトラウト(管理釣り場)に行く時の服装は?夏・冬の選び方や注意点を解説
冬に狙いたいレンジ
冬は、ボトム付近を中心に狙いましょう。表層や中層で反応がなければ、ボトム近くまでしっかり沈めて探ってみるのがおすすめです。
スプーンを使う場合は、着水後にカウントダウンで沈め、ボトムに着くまでの秒数を確認しておきます。そこから少し手前の秒数で巻き始めれば、ボトムぎりぎりのレンジを通しやすくなります。
巻く速度は、普段よりゆっくりが基本です。速く巻くと、動きの鈍い魚がルアーに追いつけず、見切られてしまいやすくなります。
冬に使いやすいルアー・カラー
冬は、ボトム付近をゆっくり攻めやすいルアーを選びましょう。
| ルアー | 使い方の目安 |
|---|---|
| スプーン | ボトム付近まで沈め、ゆっくり巻いて見せる |
| クランク | リップをボトムに当てながら巻く「ボトムノック」で、ボトム付近の魚を狙う |
| メタルバイブレーションなどのボトム用ルアー | ボトム付近でじっとしている魚に、ゆっくりアピールする(釣り場のルールで使える場合) |
カラーは、茶、ペレット(エサに似た茶色系の色)、黒、オリーブなどの食わせ系が基本です。動きの鈍い魚には、派手な色より自然に近い落ち着いた色のほうが口を使わせやすいことがあります。
クランクの使い方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:エリアトラウトのクランク入門|ただ巻き・ボトムノック・デジ巻きを解説
季節ごとの特徴を知ってエリアトラウトを一年中楽しもう
季節ごとの水温や魚の状態に合わせてレンジやルアー・カラーを変え、釣り場を選べば、エリアトラウトは一年中楽しめます。
季節ごとの狙うレンジやルアー、カラーの目安は次のとおりです。
| 季節 | 狙いたいレンジ | 使いやすいルアー | カラー |
|---|---|---|---|
| 春(3〜5月頃) | 表層〜中層 | スプーン、クランク | アピール系から食わせ系まで幅広く |
| 夏(6〜9月頃) | 表層付近、ボトム付近 | 0.4〜0.9g前後の軽いスプーン | 時間帯に合わせて使い分け |
| 秋(10〜12月頃) | 表層〜中層 | 2g前後のスプーン | 金、銀、赤金などのアピール系 |
| 冬(12〜2月頃) | ボトム付近 | スプーン、クランク、ボトム用ルアー | 茶、黒、オリーブなどの食わせ系 |
- エリアトラウトの一般的なシーズンは秋から春で、一年中営業している釣り場もある
- 春と秋は魚の活性が高く、初心者でも釣りやすい
- 夏は水温が上がりにくい釣り場や時間帯を、冬はボトム付近をゆっくり狙う
季節ごとの特徴を知っておけば、釣り場に行く時期を選びやすくなり、どの季節でも攻め方に迷いにくくなります。まずは、次の釣行の時期に合わせたルアーとカラーを準備して、エリアトラウトを楽しんでくださいね。

中古釣具専門店タックルラウンジのスタッフで構成された編集チームです。
日々の査定で触れる実機の情報をもとに、タックル選びに役立つ記事をお届けします。