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エリアトラウトのリールの選び方!番手・ギア比を徹底解説

リール

エリアトラウト用のリールを探してみると、番手やギア比、価格帯もさまざまで、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。1万円前後のモデルから10万円を超えるフラッグシップモデルまであり、自分にはどのクラスが合っているのか判断しにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。

リール選びは、番手やギア比などのポイントを押さえれば、ぐっとわかりやすくなります。実際にアングラーに選ばれているモデルや、売れ筋のモデルを参考にするのもおすすめです。

この記事では、エリアトラウトリールの選び方から、タックルラウンジで人気のリール、最高峰のリール、中古リールの選び方、メンテナンス方法までを紹介します。読み終えるころには、自分に合ったリールの候補が絞り込めるようになりますよ。

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この記事でわかること

  • 最初の1台はC2000SやLT2000Sの浅溝スプールで、ノーマルギアかローギアが選びやすい
  • タックルラウンジの販売実績で人気のリールと、最高峰のおすすめを紹介
  • 中古リールの選び方と、長く使うためのメンテナンス方法も解説

エリアトラウトリールを選ぶ6つのポイント

エリアトラウトリールの選び方(番手・ギア比・ドラグ・自重)のイメージ(ChatGPT生成)

エリアトラウトリールは、番手、ギア比、最大ドラグ力、重さ、スプール、ハンドルの6つを確認して選びましょう。

まずは、それぞれのポイントと、最初の1台を選ぶときの目安を確認しておきましょう。

ポイント
最初の1台の目安
番手
C2000SやLT2000Sなどの2000番クラス(浅溝スプール)
ギア比
ノーマルギア、またはローギア
最大ドラグ力
3〜5kgあれば十分。滑らかに効くことが大切
リール自体の重さ
220g前後以下
スプール
ナイロン3lbを100〜150m巻ける浅溝タイプ
ハンドル
40mm前後のシングルハンドルが一般的

番手

番手は、リールの大きさを表す数字です。エリアトラウトでは、1000〜2000番クラスのスピニングリールが使われています。

番手
特徴
向いている場面
1000番
もっともコンパクトで軽い
マイクロスプーン中心の釣り
C2000S・LT2000S
軽さと扱いやすさのバランスがよい
最初の1台に最適
2500番
糸巻き量が多く、やや大型
太めのラインを多く巻きたいとき

番手の末尾についている「S」は、浅溝(シャロー)スプールを表します。エリアトラウトでは細いラインを使うため、ラインを必要な分だけ巻ける浅溝スプールが便利です。最初の1台なら、C2000SやLT2000Sを選んでおくと、幅広い釣りに対応しやすいですよ。

ギア比

ギア比は、ハンドルを1回転させたときに、ローターが何回転するかを表します。ギア比によって、1回転あたりに巻き取れるラインの長さが変わります。

ギア比の種類
ギア比の目安
特徴
ローギア(P表記など)
4.6〜4.9前後
ゆっくり巻きやすく、スプーンのスロー巻きに向く
ノーマルギア(表記なし)
5.0〜5.5前後
扱いやすく、初心者にも使いやすい
ハイギア(H・HG・XG表記など)
5.6以上
巻き取りが速く、ミノーの操作などに向く

ギア比の区分はメーカーによって多少異なるため、あくまで目安として考えてください。

エリアトラウトでは、スプーンやクランクを一定の速度でゆっくり巻く場面が多くあります。ハイギアは巻くスピードが速くなりやすく、ゆっくり一定に巻くには慣れが必要なため、最初はノーマルギアかローギアを選ぶのがおすすめです。

最大ドラグ力

ドラグは、魚に強く引っ張られたときに、スプールが回ってラインを送り出し、ラインが切れるのを防ぐ機能です。エリアトラウトでは2〜4lb前後の細いラインを使うため、ドラグの性能はとても大切です。

最大ドラグ力は、3〜5kgあれば十分です。それよりも、ドラグが効き始めるときの滑らかさや、細かく調整できるかどうかに注目しましょう。ドラグが滑らかに効くリールなら、細いラインでも魚をバラしにくくなりますよ。

リール自体の重さ

リールの重さ(自重)は、220g前後以下がひとつの目安です。軽いリールは長時間の釣りでも疲れにくく、巻いているときのルアーの振動も感じやすくなります。

ただし、リールだけを軽くすればよいわけではありません。ロッドと組み合わせたときのバランスも大切なので、可能であれば実際にロッドにセットして持ってみてくださいね。

スプール(糸巻き量)

スプールは、ラインを巻いておく部分です。エリアトラウトでは、浅溝スプールでナイロン3lbを100〜150m巻けるくらいが使いやすい目安です。

深溝のスプールに細いラインを巻くと、たくさんの下巻きが必要になります。浅溝スプールなら、必要な量のラインだけを手軽に巻けるので、ラインの交換もしやすくなります。スペック表の「標準糸巻量」を確認して、使いたいラインを適量巻けるか確かめておきましょう。

ハンドル

エリアトラウト向けの2000番クラスのリールには、40mm前後のシングルハンドルがついているモデルが多く見られます。

ハンドルが短めだと、軽い力で細かく巻き速度を調整しやすくなります。一方、長めのハンドルは、少ない力で巻きやすいのが特徴です。ハンドルやハンドルノブ、スプールなどは、あとから交換してカスタムすることもできます。使い込むうちに自分好みに変えていくのも楽しみのひとつですよ。

タックルラウンジで人気のエリアトラウトリール

記事内容のイメージ

タックルラウンジで実際に販売数の多かったエリアトラウトリールを、スペックとあわせて紹介します。

タックルラウンジ上尾店の2026年3月〜9月の販売実績から、販売数の多かったトラウト用リールの上位5モデルを紹介します。販売数の最も多かったリールは、ダイワの「23 エアリティ ST LT2000S-P」でした。

順位
商品名(番手)
ギア比
最大ドラグ力
自重
糸巻き量(ナイロン)
1位
ダイワ 23 エアリティ ST LT2000S-P
4.9
5kg
145g
3lb-150m
2位
ダイワ 17 スティーズ タイプ1
4.8
2kg
168g
未確認
3位
ダイワ 23 エアリティ ST SF2000SS-P
4.6
3kg
130g
2.5lb-100m
4位
シマノ 23 ヴァンキッシュ C2000S
5.1
3kg
145g
3lb-125m
5位
ダイワ 21 プレッソ LT2000SS-P
4.9
5kg
150g
2.5lb-100m

※順位はタックルラウンジ上尾店の販売実績(2026年3月〜9月)の商品名ごとの集計です。スペックはメーカー公表値です。17 スティーズ タイプ1は生産終了モデルのため、ダイワのアフターサービス窓口(スポーツライフプラネッツ)の掲載情報をもとにしており、ナイロンの糸巻き量は確認できませんでした。最大ドラグ力は2kgと控えめですが、細いラインを使うエリアトラウトでは、ドラグの滑らかさのほうが大切です。

上位5モデルのうち4モデルがダイワのリールです。ほかにも、シマノの「22 ステラ C2000S」やダイワの「21 ルビアスエアリティ FC LT2000S-P」「12 イグジスト 2004」などのハイエンドモデルが上位10モデルに入っています。

タックルラウンジ上尾店の買取実績(2026年3月〜6月)でも、「23 エアリティ ST LT2000S-P」「23 エアリティ ST SF2000SS-P」「12 イグジスト 2004」「22 ステラ C2000S」などが多く、販売の多いモデルが買取でも多く見られました。

最高峰のエリアトラウトリールおすすめ5選

シマノとダイワの上位モデル4台と、エリアトラウト専用設計の1台、計5つの最高峰のリールを紹介します。

商品名(番手)
ギア比
最大ドラグ力
自重
糸巻き量(ナイロン)
ハンドル長
本体価格(税別)
シマノ 22ステラ(C2000S)
5.1
3kg
170g
3lb:125m
40mm
86,600円
シマノ 23ヴァンキッシュ(C2000S)
5.1
3kg
145g
3lb:125m
40mm
65,300円
ダイワ 22イグジスト(LT2000S-P)
4.9
5kg
155g
3lb:150m
40mm
102,000円
ダイワ 23エアリティ(LT2000S-P)
4.9
5kg
145g
3lb:150m
40mm
65,000円
ダイワ 21プレッソ(LT2000SS-P)
4.9
5kg
150g
2.5lb:100m
40mm
54,200円

※価格はメーカー希望本体価格(税別)。スペックは2026年9月時点の情報です。最新情報は各メーカーの公式サイトで確認してください

シマノ「22ステラ」

シマノのスピニングリールを代表する上位モデルです。C2000Sはギア比5.1のノーマルギアで、ナイロン3lbを125m巻けます。自重は170gと、ヴァンキッシュより重めです。軽さを最優先するならヴァンキッシュ、ステラならではの作りにこだわりたいならステラと選び分けるとよいでしょう。

シマノ「23ヴァンキッシュ」

軽さと巻き感度を追求したモデルです。慣性を抑えた軽量ローター「マグナムライトローター」を採用し、巻き始めや巻き速度の変化を軽い力で行えます。C2000Sは自重145gと軽く、長時間巻き続けても疲れにくいですよ。

ダイワ「22イグジスト」

ダイワのスピニングリールの上位モデルです。マグネシウム製のモノコックボディや、ドラグ「ATD TYPE-L」を搭載しています。LT2000S-Pはギア比4.9のローギアです。

ダイワ「23エアリティ」

イグジストと同じくマグネシウム製のモノコックボディを採用し、軽さと強さを両立したモデルです。LT2000S-Pは自重145gと軽く、ドラグにはイグジストと同じ「ATD TYPE-L」を搭載しています。

ダイワ「21プレッソ」

ダイワのエリアトラウトブランド「プレッソ」の、エリアトラウト専用スピニングリールです。LT2000SS-Pは、ナイロン2.5lbを100m巻ける仕様で、細いラインを使うエリアトラウトに合わせて作られています。

エリアトラウトでリールは何台必要?

初心者ならまずは1台あれば十分です。慣れてきたら、ルアーや釣り方ごとにリールを使い分ける人も多くなります。

初心者ならまず1台あれば始められる

最初の1台の選び方のイメージ(ChatGPT生成)

エリアトラウトは、リール1台からでも十分に楽しめます。最初の1台は、C2000SやLT2000Sなどの浅溝スプールで、ノーマルギアかローギアのリールがおすすめです。

このリールにナイロン3lbを巻き、6ft前後・ULのロッドと組み合わせれば、スプーンやクランクなど基本的なルアーを一通り使えます。まずは1台を使い込んで、巻き方やドラグの調整に慣れていきましょう。

慣れてくると複数台を使い分ける人も多い

釣りに慣れてくると、ルアーや釣り方に合わせて、ロッドとリールのセットを複数用意する人も増えてきます。使い分けの一例は、次のとおりです。

釣り方
リールの目安
ラインの目安
スプーンの巻き(基本)
C2000S・ノーマルギア
ナイロン3lb
マイクロスプーン
1000S〜C2000S・ローギア〜ノーマルギア
エステル0.3号、またはナイロン2.5〜3lb
クランク
C2000S・ノーマルギア
ナイロン3〜4lb
ミノー・ボトム系ルアーの操作
C2000S・ハイギア
PE0.3号+リーダー

セットを複数用意しておけば、ルアーを交換する代わりにロッドを持ち替えるだけで、素早く釣り方を変えられます。

使うラインの選び方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

関連記事:エリアトラウトのラインはどう選ぶ?ナイロン・エステル・PEの使い分けを解説

中古のエリアトラウトリールを選ぶときのチェックポイント

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中古リールを選ぶときは、巻き心地、ドラグ、スプールエッジ、付属品やカスタム状況の4つを確認しましょう。

中古なら、新品では手が届きにくい上位モデルを、価格を抑えて手に入れられることもあります。一方で、状態は1台ずつ異なるため、次のポイントを確認しておくと安心です。

ハンドルを回した時に違和感はないか

エリアトラウトでは、巻いているときに手元に伝わる小さなアタリをどれだけキャッチできるかが釣果を左右します。巻き心地にゴリゴリとした感触や引っかかりがあると、アタリを感じ取りにくくなってしまいます。

中古リールは、特に実際にハンドルを回して確かめることが大切です。ゆっくり回したときと速く回したときの両方で、異音や引っかかり、ガタつきがないかを確認しましょう。店頭で試せない場合は、商品の状態説明をしっかり確認してくださいね。

ドラグは正常に作動するか?

ドラグは、細いラインで魚とやり取りするための大切な機能です。ドラグノブを回したときに、締まり具合がスムーズに変わるかを確認しましょう。

可能であれば、ラインを引き出したときに、スプールが引っかかりなく滑らかに回るかもチェックしておくと安心です。ドラグの効きが不安定なリールは、魚とのやり取りでラインが切れる原因になります。

スプールエッジに傷はないか?

スプールエッジは、スプールの外側のふちの部分です。エッジに傷があると、キャストのたびにラインがこすれて傷つき、切れやすくなります。

指でなぞったり、光に当てたりして、欠けや深い傷がないか確認しましょう。細いラインを使うエリアトラウトでは、特に気をつけたいポイントです。

付属品やカスタム状況は?

替えスプールや箱、取扱説明書などの付属品がそろっているかも確認しておきましょう。付属品がそろっていると、使い勝手がよいだけでなく、将来手放すときにも役立ちます。

また、中古リールには、ハンドルやノブ、スプールなどがカスタムされているものもあります。カスタムパーツがついているとお得に感じることもありますが、純正パーツが付属しているか、自分の使い方に合ったカスタムかもあわせて確認しておくと安心ですよ。

エリアトラウト用リールを長く使うためのメンテナンス方法

リールを長く使うためには、釣行後に汚れや水分を拭き取り、無理に分解しないことが大切です。

釣行後は汚れや水分を拭き取る

釣りが終わったら、湿らせた柔らかい布で、リール全体の汚れや水分を拭き取りましょう。汚れや水分が残ったままだと、サビや動きの悪化につながることがあります。

注油をする場合は、取扱説明書で指定されている場所に、リール用のオイルを少量だけ使うようにしましょう。水洗いや注油の方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

関連記事:スピニングリールのメンテナンス完全ガイド!初心者でもできる水洗いと注油方法

無理に分解しない

リールの内部は、細かい部品が精密に組み合わされています。知識がないまま分解すると、部品をなくしたり、組み立てを誤って不具合が起きたりすることがあります。

巻き心地に違和感がある、異音がする、ドラグの効きがおかしいといった場合は、自分で分解せず、メーカーや専門業者のメンテナンス(オーバーホール)に出すのがおすすめです。

関連記事:リールメンテナンス・オーバーホール業者おすすめ2選!料金相場と選び方のポイントを解説

自分の釣りに合ったエリアトラウトリールを選んで快適に楽しもう

エリアトラウトリールは、選ぶポイントを押さえ、自分の経験や予算に合わせて選ぶことで、釣りがもっと快適になります。

  • 最初の1台は、C2000SやLT2000Sなどの浅溝スプールで、ノーマルギアかローギアが選びやすい
  • ドラグの滑らかさや自重など、細いラインを扱うための性能もチェックする
  • 中古リールを選ぶときは、巻き心地やドラグ、スプールエッジの状態をしっかり確認する

自分に合ったリールを選べば、巻き心地やアタリの感じ方が変わり、エリアトラウトがもっと楽しくなります。まずは気になるリールを1台選んで、次の釣行で使ってみてくださいね。

エリアトラウトリールに関するFAQ

番手の選び方や安いリール、ベイトリールなど、エリアトラウトリールのよくある疑問に答えます。

エリアトラウトには1000番と2000番のどちらがおすすめ?

最初の1台なら、2000番クラス(C2000SやLT2000S)がおすすめです。軽さと扱いやすさのバランスがよく、スプーンからクランクまで幅広く使えます。

1000番はさらにコンパクトで軽いため、マイクロスプーンを中心とした繊細な釣りに向いています。2台目以降に、釣り方に合わせて取り入れるとよいでしょう。

安いリールでもエリアトラウトはできる?

1万円以下のリールでも、基本的な釣りは十分に楽しめます。まずは手ごろな価格のリールで始めてみるのもひとつの方法です。

ただし、釣りに慣れてきたら、1〜2万円クラスのリールにステップアップすると、ドラグの滑らかさや巻き心地の違いを感じられることが多いですよ。中古リールを活用すれば、上位クラスのモデルも手に入れやすくなります。

ベイトリールでもエリアトラウトはできる?

ベイトリールでも、軽いルアーを投げやすい「ベイトフィネス」対応のモデルなら、エリアトラウトを楽しめます。ベイトフィネスとは、軽いルアーや細いラインを扱えるように設計されたベイトタックルのことです。

ただし、1g前後の軽いルアーを投げるときは、ラインが絡まる「バックラッシュ」に注意が必要で、慣れが求められます。エリアトラウトでは、軽いルアーを扱いやすいスピニングリールが主流なので、最初の1台はスピニングリールを選び、慣れてきたらベイトリールに挑戦してみるとよいでしょう。