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エリアトラウトのロッドはどうやって選ぶ?おすすめ商品や使い分けを徹底解説

エリアトラウトを始めようとロッドを探してみると、長さや硬さ、価格帯もさまざまで、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。数千円の入門モデルから数万円のハイエンドモデルまであり、違いがわかりにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。
エリアトラウトロッドは、長さや硬さなどのチェックポイントを押さえれば、自分の釣りに合った1本を選びやすくなります。実際に使っているアングラーの声や、売れ筋のモデルを参考にするのもおすすめです。
この記事では、エリアトラウトロッドの選び方から、タックルラウンジの人気ランキング、価格帯別のおすすめ、ロッドの本数、中古ロッドの選び方、メンテナンス方法までを紹介します。読み終えるころには、自分に合ったロッドの候補が絞り込めるようになりますよ。
この記事は約21分で読めますこの記事でわかること
- 最初の1本は6ft〜6ft2in前後、UL、レギュラーテーパーが選びやすい
- タックルラウンジの販売実績による人気ランキングや、価格帯別におすすめロッドを紹介
- 中古ロッドの選び方と、長く使うためのメンテナンス方法も解説
エリアトラウトロッドを選ぶ際のチェックポイント

エリアトラウトロッドは、長さ、硬さ、重さ、継数、素材、ガイド、テーパー、ティップの8つを確認して選びましょう。
まずは、それぞれのチェックポイントを表で確認しておきましょう。
| チェックポイント | 最初の1本の目安 |
|---|---|
| 長さ | 6ft〜6ft2in前後 |
| 硬さ | UL(ウルトラライト) |
| 重さ | 軽いほど疲れにくく、感度も高い |
| 継数 | 2本継ぎが一般的 |
| 素材 | カーボンが主流 |
| ガイド | Kガイドなどトラブルの少ないもの |
| テーパー | 扱いやすいレギュラーテーパー |
| ティップ | チューブラーかソリッドか、使い方で選ぶ |
長さ
エリアトラウトロッドの長さは、6ft(約1.83m)前後が標準です。5ft台から7ft台まで幅広い製品があります。最初の1本なら、飛距離と操作性のバランスをとりやすい6ft〜6ft2inがおすすめです。
長さは、よく行く釣り場の広さに合わせて選ぶのもポイントです。
| 長さ | 向いている釣り場 |
|---|---|
| 5ft台 | 小さめの池(ポンド)が中心の釣り場 |
| 6ft前後 | さまざまな釣り場で使いやすい標準的な長さ |
| 6ft半〜7ft台 | 広い池や大きな釣り場 |
硬さ
ロッドの硬さ(パワー)は、使うルアーの重さに合わせて選びます。硬さの目安は、次のとおりです。
| 硬さ | よく使うルアー重さの目安 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| XUL | 0.5〜1.5g | 軽いルアーを使った繊細な釣り |
| SUL | 1〜2g | 軽量ルアー中心の釣り |
| UL | 1.5〜3g | 最初の1本に最適 |
| L | 3g前後から | ルアーを操作する釣り |
エリアトラウトでよく使う1.5〜2.5g前後のスプーンを扱いやすいのは、ULです。最初の1本はULを選び、慣れてきたら軽いルアー向けのSULやXULを追加していくのがおすすめです。硬さの表記はメーカーによって基準が異なり、同じULやLでも適合するルアーの重さには幅があります。UL+やMULなどの中間的な表記もあるため、あわせて適合ルアー重量も確認しておきましょう。
重さ
ロッドの重さ(自重)は、軽いほど長時間の釣りでも疲れにくいのが魅力です。エリアトラウトはキャストと巻きを何度もくり返す釣りなので、軽さは快適さにつながります。
この記事で紹介するロッドでは、1〜2万円台のモデルが68〜86gです。ハイエンドモデルには、44gや60g台の軽いものもあります。リールと組み合わせたときのバランスも大切なので、可能であれば実際に持って確かめてみてくださいね。
継数
継数は、ロッドがいくつのパーツに分かれるかを表します。この記事で紹介するエリアトラウトロッドも、2本継ぎのモデルが中心です。
継数が多いロッドは、仕舞寸法(分解したときの長さ)が短くなり、電車移動や車への積み込みがしやすくなります。一方で、継ぎ目が少ないほうが、ロッド全体が自然に曲がりやすい傾向があります。持ち運びのしやすさと、使い心地のどちらを優先するかで選びましょう。
素材
エリアトラウトロッドの素材は、カーボンが主流です。カーボンは軽くて感度が高く、小さなアタリも手元に伝わりやすいのが特徴です。
一方で、グラスやグラスを混ぜた素材のロッドは、よく曲がって粘りがあるのが特徴です。小さなアタリでも弾きにくいため、クランクの釣りなどで使われることがあります。まずはカーボンロッドから始め、釣り方に合わせてグラスロッドを加えていくとよいでしょう。
ガイド
ガイドは、ロッドについているラインを通す輪のことです。エリアトラウトでは細いラインを使うため、ライントラブルが起きにくいガイドを選ぶのがポイントです。
代表的なのが、富士工業のKガイドです。ラインが絡んでもほどけやすい形状で、この記事で紹介するロッドにも採用されているモデルがあります。リングにSiCを使ったガイドは、耐久性と感度にすぐれています。
テーパー
テーパーは、ロッドに力をかけたときの曲がり方を表します。
| テーパー | 特徴 |
|---|---|
| レギュラーテーパー | ロッド全体がしなやかに曲がる。キャストしやすく、魚のバラシも軽減しやすい |
| ファストテーパー | 先端側が曲がる。ミノーやボトム系ルアーなど、ロッドでルアーを動かす釣りに向く |
中間的なレギュラーファストや、よりしなやかなレギュラースローといった表記もあります。最初の1本なら、キャストしやすく魚の引きをロッド全体で受け止められるレギュラーテーパーが扱いやすいですよ。
ティップ
ティップは、ロッドの先端部分のことです。ティップには、大きく分けて2つのタイプがあります。
| ティップ | 特徴 |
|---|---|
| チューブラー | 中が空洞で軽く、ルアーの振動や魚のアタリが手元に伝わりやすい |
| ソリッド | 中が詰まっていてしなやか。短いアタリにも追従しやすい |
ルアーの動きを感じながら操作したいならチューブラー、アタリを弾かずに乗せたいならソリッドです。釣り方に合わせて選びましょう。
タックルラウンジのエリアトラウトロッド人気ランキング
タックルラウンジで実際に販売数の多いエリアトラウトロッドを、ランキング形式で紹介します。
タックルラウンジ上尾店の2026年3月〜9月の販売実績では、販売数の多かったトラウトロッドの上位10モデルが、すべてロデオクラフトの「999.9(フォーナイン) マイスター」シリーズでした。中でも最も販売数が多かったのは、「999.9 マイスター キメラ 603L-e」です。
上位に入った主なモデルは、次のとおりです。
| 商品名 | 長さ | パワー | 継数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 【1位】999.9 マイスター キメラ 603L-e | 6ft0in | L | 3ピース | 狩野祐太氏のシグネチャーモデル。マイクロスプーン向けの汎用性の高いモデル |
| 999.9 マイスター ホワイトウルフ 62MLS | 6ft2in | MLS | 2ピース | 松本幸雄氏のプロデュース。PEやエステルなど伸びの少ないラインを前提にしたモデル |
| 999.9 マイスター グレイウルフ 63UL-e | 6ft3in | UL | 2ピース | 軽量ルアー向けのモデル |
| 999.9 マイスター キメラ 62L+ | 6ft2in | L+ | 2ピース | 狩野祐太氏のシグネチャーモデル。ナイロンラインで軽量スプーンを操作しやすいモデル |
| 999.9 マイスター ホワイトウルフ 606L-e | 6ft0in | L | マルチピース | ホワイトウルフシリーズのマルチピースモデル |
| 999.9 マイスター ホワイトウルフ 62UL-e | 6ft2in | UL | 2ピース | エステルラインでアンダー1gのマイクロスプーンを使うことに特化したモデル |
※タックルラウンジ上尾店の販売実績(2026年3月〜9月)をもとにしています。スペックと特徴は、ロデオクラフトの製品情報として販売店に掲載されている内容をもとにまとめています。硬さの基準はメーカーによって異なり、ロデオクラフトにはL表記でもマイクロスプーン向けのモデルがあります。
999.9 マイスターシリーズは、トップアングラーごとのモデルがそろっており、自分の釣り方に近いアングラーのモデルを選べるのが魅力です。中古なら、新品よりも価格を抑えてハイエンドモデルを試せますよ。
1〜2万円台で買えるコスパの良いエリアトラウトロッド5選

1〜2万円台で買えて、扱いやすさと機能のバランスがよい、コスパの良いエリアトラウトロッドを5つ紹介します。
いずれも、最初の1本に選びやすい6ft前後・ULの機種を代表として掲載しています。
| 商品名(型番) | 長さ | 硬さ | 適合ルアー | 自重 | 継数 | 素材 | ガイド | テーパー | ティップ | 本体価格(税別) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シマノ トラウトライズ(S60UL) | 6ft | UL | 1〜8g | 86g | 2本 | カーボン81.1% | Kガイド | 記載なし | チューブラー | 12,800円 |
| ダイワ トラウトX AT(60UL・N) | 6ft | UL | 0.8〜7g | 81g | 2本 | カーボン98% | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 12,000円 |
| ダイワ イプリミ(62UL) | 6ft2in | UL | 0.6〜3g | 68g | 2本 | カーボン84% | オールSiC・Kガイド | 記載なし | 記載なし | 17,000円 |
| メジャークラフト トラパラAT(TPAT-602UL) | 6ft | UL | 0.9〜4g | 80g | 2本 | 記載なし | Kガイド | レギュラー | 記載なし | 12,000円 |
| アブガルシア マスビートIV(MBES-632UL) | 6ft3in | UL | 0.6〜3.5g | 71g | 2本 | カーボン95% | 記載なし | 記載なし | チューブラー | 11,000円 |
※価格はメーカー希望本体価格(税別)。スペックは2026年9月時点の情報で、確認できなかった項目は「記載なし」としています
シマノ「トラウトライズ」
Kガイドを採用し、ライントラブルを減らせるシリーズです。しなやかな調子で投げやすく、魚を取り込みやすいのが魅力です。
ダイワ「トラウトX AT」
ブランクのねじれを抑える「ブレーディングX」を搭載した、上位モデルのような仕様のシリーズです。1万円台前半から選べるのもうれしいポイントです。
ダイワ「イプリミ」
ブレーディングXに加え、オールSiCのKガイドを採用したモデルです。62ULは自重68gと軽く、0.6〜3gのルアーに対応しています。
メジャークラフト「トラパラAT」
エリアトラウト用の新しいシリーズです。Kガイドを搭載し、アクションはレギュラーに設定されています。
アブガルシア「マスビートIV」
スピゴット継ぎを採用し、ロッド全体がなめらかに曲がるシリーズです。ティップは、操作性と感度にすぐれるチューブラーと、自然にフッキングしやすいソリッドから選べます。
ハイエンドのエリアトラウトロッドおすすめ5選
軽さや感度、専用設計にこだわった、上級者も満足できるハイエンドのエリアトラウトロッドを5つ紹介します。
| 商品名(型番) | 長さ | 硬さ | 適合ルアー | 自重 | 継数 | 素材 | ガイド | テーパー | ティップ | 本体価格(税別) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ダイワ プレッソ LTD AGS(61UL+-E) | 6ft1in | UL+ | 0.4〜3g | 65g | 2本 | カーボン99% | AGS | 記載なし | チューブラー | 61,000円 |
| ダイワ プレッソ AIR AGS(61L) | 6ft1in | L | 0.6〜4g | 44g | 2本 | カーボン | AGS | 記載なし | 記載なし | 48,500円 |
| ヴァルケイン ダーインスレイヴ レヴ(6’1UL Rev-E) | 6ft1in | UL | 0.3〜3g | 72g | 2本 | カーボン | 記載なし | レギュラーファスト | チューブラー | 75,000円 |
| ノリーズ アンビシャス クラッキ(AC61UL) | 6ft1in | UL | 0.3〜2g | 67g | 2本 | 記載なし | チタンフレームSiC | ファスト | 記載なし | 55,000円 |
| スミス トラウティンスピン フィールドリーム ノイエリミテッド(FNL-T511L-RF) | 5ft11in | L | 0.5〜3.5g | 78g | 2本 | カーボン(グラファイト) | チタンフレームSiC | レギュラーファスト | 記載なし | 56,000円 |
※価格はメーカー希望本体価格(税別)。スペックは2026年9月時点の情報で、確認できなかった項目は「記載なし」としています
ダイワ「プレッソ LTD AGS」
ダイワ「プレッソ」シリーズのLTD AGSです。61UL+-Eはエステルライン専用設計です。小径のバットガイド(AGS)を採用し、感度の向上とライントラブルの低減を両立しています。
ダイワ「プレッソ AIR AGS」
ほぼ全機種が50g未満という軽さが特徴のシリーズです。61Lは自重44gと非常に軽いモデルです。継ぎ目の構造「V-JOINT」により、2本継ぎでもワンピースロッドのような一体感を目指しています。
ヴァルケイン「ダーインスレイヴ レヴ」
ヴァルケイン「ダーインスレイヴ」シリーズの中で、軽さと繊細さを重視したフィネスモデルです。0.3gからの軽いルアーに対応し、マイクロルアーの釣りに向いています。
ノリーズ「アンビシャス クラッキ」
トーナメントを意識して設計されたシリーズです。センチ単位のレンジコントロールと、マイクロスプーンの操作性を重視した仕上がりになっています。
スミス「トラウティンスピン フィールドリーム ノイエリミテッド」
マイクロスプーンからクランクまで対応する、万能型のハイエンドモデルです。1本で幅広いルアーを使いたい人におすすめです。
マニアックなエリアトラウトロッドおすすめ5選
特殊な素材や、特定の釣り方に特化したコンセプトなど、こだわり派のアングラーに刺さるマニアックなロッドを5つ紹介します。
| 商品名(型番) | 長さ | 硬さ | 適合ルアー | 自重 | 継数 | 素材 | ガイド | テーパー | ティップ | 本体価格(税別) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| テーパー&シェイプ グラスウェイ エリアエリアV マイクロ(GAAVS-M63XXULT) | 6ft3in | XXUL | 0.7〜5g | 96g | 2本 | グラス | チタンフレームSiC・Kガイド | 専用設計 | 記載なし | 68,400円 |
| ムカイ エアスティック リバーブレーター ポゴ(AS-1622MUL) | 6ft2in | MUL | 1〜5g | 記載なし | 2本 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | チューブラー | 42,800円 |
| ジャッカル ティモン Tコネクション エリア(TCA-S55LML-ST) | 5ft5in | L/ML | 0.4〜2g | 59.5g | 2本 | カーボン | チタンフレーム・トルザイトリング | 記載なし | ソリッド | 54,000円 |
| ヴァルケイン ダーインスレイヴ ゾーンライド(6’1L-RS) | 6ft1in | L | 0.3〜4g | 75g | 2本 | 記載なし | 記載なし | レギュラースロー | チューブラー | 75,000円 |
| パームス アルシア(ACMS-60L/G) | 6ft | L | 0.6〜5g | 90g | 2本 | グラス | Kガイド | 記載なし | 記載なし | 25,000円 |
※価格はメーカー希望本体価格(税別)。スペックは2026年9月時点の情報で、確認できなかった項目は「記載なし」としています
テーパー&シェイプ「グラスウェイ エリアエリアV マイクロ」
グラス素材にこだわったシリーズの、マイクロプラグ・マイクロスプーン専用モデルです。グラスならではの柔軟性で、軽いルアーでもアタリを弾かず、違和感なくフッキングに持ち込めます。
ムカイ「エアスティック リバーブレーター ポゴ」
「ルアーを操作すること」を追求した、操作系のロッドです。強いバットと繊細な穂先で、ボトム系ルアーやミノーを積極的に動かす釣りに特化しています。
ジャッカル「ティモン Tコネクション エリア」
5ft5inという短さと、ソリッドティップを組み合わせた競技志向のモデルです。プレッシャーの高い状況で、軽いルアーへの一瞬のアタリを弾かずに「釣り切る」ことを狙っています。
ヴァルケイン「ダーインスレイヴ ゾーンライド」
魚をルアーに「乗せる」ことを突き詰めた、レギュラースローテーパーのモデルです。水がクリアでプレッシャーの高い釣り場で、近距離を軽いルアーで攻める場面を想定しています。
パームス「アルシア」
グラス系やソリッド系、ベイトモデルなど、個性的なラインナップをそろえたエリア専用シリーズです。ACMS-60L/Gはグラス素材を使ったモデルで、本体価格25,000円と手に取りやすい価格なのも魅力です。
エリアトラウトでロッドは何本必要?
初心者なら、まずは1本あればエリアトラウトを始められます。慣れてきたら、ルアーや釣り方ごとに使い分けるのもおすすめです。
初心者ならまず1本あれば始められる

エリアトラウトは、ロッド1本からでも十分に楽しめます。最初の1本は、6ft〜6ft2in前後、硬さはUL、レギュラーテーパーのロッドがおすすめです。
このロッドで1.5〜2.5g前後のスプーンを使い、キャストやカウントダウン、巻き方の基本を身につけるのが近道です。いきなり何本もそろえるより、まずは1本を使い込んで、自分がどんな釣りをしたいのかを見つけていきましょう。
ルアーや釣り方ごとにロッドを使い分けるのもあり
釣りに慣れてくると、ルアーや釣り方ごとにロッドを使い分けたくなってきます。2本目以降は、次のような方向性で選ぶと、釣りの幅が広がりますよ。
| 方向性 | ロッドの目安 | 向いている釣り |
|---|---|---|
| 軽いルアー向け | SUL〜XUL | マイクロスプーンなど、軽いルアーを使った繊細な釣り |
| 操作系 | L、ファストテーパー | ミノーやボトム系ルアーを動かす釣り |
| 巻き系 | グラス素材、ソリッドティップなど | クランクなど、アタリを弾かずに乗せたい釣り |
中古のエリアトラウトロッドを選ぶときのチェックポイント
中古ロッドを選ぶときは、ブランク、ガイド、継ぎ目、リールシート、曲がり、付属品の6つを確認しましょう。
中古ロッドなら、新品より価格を抑えて、上位モデルや生産が終わったモデルを手に入れられることもあります。一方で、状態は1本ずつ異なるため、次のポイントをしっかり確認しておくと安心です。
ブランクに傷やひび割れがないか
ブランクは、ロッドの本体部分のことです。深い傷やひび割れがあると、魚が掛かったときに折れてしまうおそれがあります。
表面の小さな擦れ程度なら、使用に問題ないことも多いです。ただ、塗装の下まで達する傷やひびがある場合は、避けたほうが安心です。光に当てながら、ロッド全体をゆっくり回して確認してみましょう。
ガイドに傷・割れ・ぐらつきがないか
ガイドのリングに傷や割れがあると、ラインが傷ついて切れやすくなります。リングの内側を指でなぞったり、光に当てたりして、欠けや割れがないか確認しましょう。
また、ガイドのフレームが曲がっていないか、ガイドを固定している部分にぐらつきがないかもチェックしておきたいポイントです。
継ぎ目に緩みや異常がないか
継ぎ目(ジョイント部分)は、ロッドをつないだときにしっかり固定されるかを確認しましょう。継いだときに緩みやガタつきがあると、キャスト中に抜けたり、破損の原因になったりします。
継ぎ目の周りに、ひび割れや塗装のはがれがないかもあわせて確認しておくと安心です。
リールシートやグリップに不具合がないか
リールシートは、リールを固定する部分です。リールをしっかり固定できるか、ネジ部分がスムーズに回るかを確認しましょう。
グリップにも目を向けてみてください。コルクの大きな欠けや、はがれ、汚れがひどいものは、握ったときの快適さに影響します。
実際に曲げたときに違和感がないか
店頭で確認できる場合は、ロッドを軽く曲げてみて、曲がり方に不自然な部分がないかをチェックしましょう。一部分だけ極端に曲がる、曲げたときに異音がするといった場合は、内部に傷みがある可能性があります。
強く曲げすぎると破損の原因になるため、軽くしならせる程度にとどめてくださいね。
付属品やモデル情報も確認する
最後に、ロッドケースや保証書などの付属品がそろっているかも確認しておきましょう。ロッドを持ち運ぶときや、将来売却するときにも役立ちます。
また、メーカー名や型番がわかれば、長さや硬さ、適合ルアーなどの正確なスペックを確認できます。自分の釣りに合ったモデルかどうか、購入前にチェックしておくと失敗しにくくなりますよ。
エリアトラウト用ロッドを長く使うためのメンテナンス方法
ロッドを長く使うためには、釣行後の拭き取りと点検、汚れたときの水洗い、負荷をかけない保管の3つが大切です。
釣行後はロッド全体の汚れや水分を拭き取る
釣りが終わったら、柔らかい布でロッド全体の汚れや水分を拭き取りましょう。水分や汚れが残ったままだと、ガイドのサビや、グリップの劣化につながることがあります。
ロッドを分解して、継ぎ目の部分もきれいにしておくと、次の釣行でもスムーズにつなげられますよ。
ガイドとグリップ周辺は念入りに確認する
ガイドは、ラインと直接触れる大切なパーツです。拭き取るときに、リングに割れや欠けがないか、フレームが曲がっていないかもあわせて確認しましょう。
グリップやリールシートの周りは、手の汚れや水分がたまりやすい場所です。念入りに拭き取り、汚れを残さないようにしておくと、きれいな状態を保ちやすくなります。
汚れがひどい場合は水洗いして乾燥させる
泥や汚れがひどいときは、真水で軽く洗い流しましょう。洗ったあとは、水分をしっかり拭き取り、風通しのよい日陰で十分に乾燥させます。
直射日光に長時間当てると、塗装やグリップが傷む原因になることがあります。乾燥させるときは、日陰を選ぶのがポイントです。
保管するときはロッドに負荷をかけない
ロッドを保管するときは、曲がった状態や、上に物が乗った状態で置かないようにしましょう。長時間負荷がかかると、ロッドにクセがついたり、破損したりする原因になります。
ロッドケースや竿袋に入れて、ロッドスタンドやラックで支えながらまっすぐ立てて保管するのがおすすめです。
もし、ロッドが破損してしまっていたり、使わなくなったりしたときは、買い替えを検討するのもひとつの方法です。
関連記事:折れたロッドでも買取してもらえる?
自分の釣りに合ったエリアトラウトロッドを選んで釣果を伸ばそう
エリアトラウトロッドは、チェックポイントを押さえ、自分の釣り方や予算に合わせて選ぶことで、釣りがもっと楽しくなります。
- 最初の1本は、6ft〜6ft2in前後、UL、レギュラーテーパーが選びやすい
- 予算や目的に合わせて、コスパモデルからハイエンド、マニアックなモデルまで選べる
- 中古ロッドを選ぶときは、ブランクやガイドなどの状態をしっかり確認する
自分に合ったロッドを選べば、キャストやルアー操作がしやすくなり、魚とのやり取りももっと楽しめるようになります。まずは気になるロッドを1本選んで、次の釣行で使ってみてくださいね。
エリアトラウトロッドに関するFAQ
アジングロッドの代用やロッドスタンドの必要性など、エリアトラウトロッドのよくある疑問に答えます。
エリアトラウトでアジングロッドは使える?

アジングロッドでも、エリアトラウトを楽しむことはできなくはありません。軽いルアーを扱えるように作られているため、代わりに使っている人もいます。
ただし、アジングロッドは種類によって張りが強めです。エリアトラウトで使うと、魚のアタリを弾いてしまったり、細いラインでのやり取りでバラしやすかったりすることがあります。快適さや釣果を考えると、エリアトラウト専用のロッドを使うのがおすすめです。
エリアトラウトのロッドスタンドは必要?
ロッドスタンドは、複数のロッドを持ち込む人ほどあると便利なアイテムです。釣り座の横にロッドを立てておけるので、ロッドを地面に置いて踏んでしまったり、傷つけたりするのを防げます。
ロッドを持ち替えるときもすぐに手に取れるので、ルアーのローテーションもスムーズになります。ロッドが1本だけのうちは必須ではありませんが、2本以上持ち込むようになったら検討してみるとよいでしょう。
エリアトラウトロッドは用途別に使い分けた方がいい?
最初は1本で十分ですが、慣れてきたら用途別に使い分けると、釣りの幅が広がります。
ロッドを持ち替えるだけで素早く釣り方を変えられるので、状況の変化にも対応しやすくなります。使い分けの方向性は、「エリアトラウトでロッドは何本必要?」で紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。

中古釣具専門店タックルラウンジのスタッフで構成された編集チームです。
日々の査定で触れる実機の情報をもとに、タックル選びに役立つ記事をお届けします。